【新型コロナ】県内一日最多の44人感染確認 カラオケ喫茶でクラスター発生

2021年04月09日 18時52分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(9日)接触者31人を含むあわせて44人が新型コロナウイルスに感染したことがわかったと発表しました。

感染状況を発表する県福祉保健部の野尻技監(和歌山県庁で)

1日に県内で44人の感染が確認されたのはこれまで最高の感染者数です。
感染者数は亡くなった18人を含め1498人です。
県は感染が広がっているカラオケ喫茶のイベントに参加した人が、合わせて18人になったと発表し、この店を33件目のクラスターと認定しました。県は店名を公表し、先月(3月)25日から今月3日頃までに、この店に来店した人は保健所に連絡して欲しいと呼びかけています。

この店は和歌山市中之島のカラオケ喫茶ハッピーで、きょう(9日)だけで来店者とその関係者の合わせて10人が新たに感染しています。
このカラオケ喫茶では先月25日にイベントを行っていて、マイクを握る人と客席の間をビニールで覆っていたことや締め切った空間で換気が悪かったことから感染が広がったとみています。

県は感染拡大を重くみていて、県民に仲間同士のカラオケの自粛や個人の感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。

またきょう(9日)は16人が退院したため、入院してる人は229人になりました。また新たに変異株に感染した人が9人いたことがわかり、県内の変異株感染者は135人になりました。

また県は、変異株感染者の退院基準が国の改定に合わせ発症から10日間とするとともに、症状がよくなってから72時間の経過措置としました。

また、退院後は独自に1週間の 自宅待機を求めていて、健康観察をしてもらうことにしています。 
   

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