県議会臨時議会「県民リフレッシュプラン」再実施の20億円補正予算案が可決

2021年04月09日 19時52分

政治経済

和歌山県議会は、きょう(9日)臨時の議会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大で冷え込んだ県民の県内旅行需要を喚起するため、去年(2020年)夏に実施した「わかやまリフレッシュプラン」をことし(2021年)も行うとして、一般会計で20億円を増額する補正予算案を賛成多数で可決しました。

「わかやまリフレッシュプラン」は、総旅行代金が2万円以上の県内旅行を対象に、2分の1以内、1万円を上限に県が補助するとともに、期間中、土産物店などで利用できるクーポン券を1人あたり2千円発行するものです。

条件は、県内の宿泊事業者や旅行代理店が販売するプラン、県民を対象にした5千円以上の宿泊などのプランで、現地決済を行うものとなります。20億円の財源は、国の観光支援事業費や新型コロナウイルス対策の地方創生臨時交付金を充てています。

県では、議会の承認を得たことで早速リフレッシュプランの実施に入り、利用期間は来月(5月)31日までとしています。

なお、和歌山放送ラジオでは、きょうの臨時の県議会のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。

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