聖火リレー・あす(9日)から和歌山県に
2021年04月08日 20時21分
全国47都道府県を巡回する東京オリンピックとパラリンピックの聖火リレーが、あす(9日)から和歌山県に入り、2日間にわたって14の市と町であわせておよそ170人のランナーが聖火をつなぎます。
聖火リレーは、初日のあす、午前9時に新宮市(しんぐうし)新宮の「みはらし台」をスタートし、那智勝浦町(なちかつうらちょう)、串本町(くしもとちょう)、白浜町(しらはまちょう)、田辺市(たなべし)を巡るのに続き、御坊市(ごぼうし)、有田市(ありだし)、海南市(かいなんし)を経由して、和歌山市の和歌山マリーナシティを目指します。
あすは、1964年の東京オリンピック・体操男子日本代表の金メダリストで田辺市出身の早田卓次(はやた・たくじ)さんが新宮市を走るほか、田辺市では上秋津(かみあきづ)出身の俳優・小西博之(こにし・ひろゆき)さん、それに海南市では、2012年ロンドンオリンピック・体操女子日本代表で田中3きょうだいの田中理恵(たなか・りえ)さんが走る予定です。
2日目のあさって・10日は、午前9時に和歌山市の和歌山城前をスタートし、岩出市(いわでし)、紀の川市、かつらぎ町、高野町(こうやちょう)を巡り、橋本市運動公園多目的グラウンドでゴールを迎えます。2日目は、2012年ロンドンオリンピック・体操日本代表で田中3きょうだいの兄・田中和仁(たなか・かずひと)さんが和歌山市を走るほか、橋本市では、アテネ ・北京・ロンドン・リオと4大会連続のパラリンピック出場を誇る競泳の中村智太郎(なかむら・ともたろう)選手、それにオリンピックに3回出場し「ミスターアマ野球」と呼ばれた九度山町出身の杉浦正則(すぎうら・まさのり)さんらが走る予定です。
あすとあさっては、コースの周辺で交通規制が行われるほか、和歌山県実行委員会では、密集を避けるため、県民に沿道での応援を出来るだけ控え、インターネット中継を見るなど、新型コロナウイルスの感染防止に理解と協力を呼びかけています。