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特殊詐欺被害県内で相次ぐ

2021年04月08日 18時27分

事件・事故社会

橋本市内の女性が市役所の職員を名乗る男から「介護保険料を還付する」と、うその電話にだまされ合わせておよそ150万円をだまし取られる特殊詐欺被害がりました。警察は同様の被害が相次いでいるため相談ダイヤルを開設し相談にあたっています。橋本警察署によりますと被害者の女性は市役所の職員を名乗る男から言葉巧みに還付金があることを告げられ、金融機関に誘導されて携帯電話で指示を受けながらATMを操作して誤って犯人に金を振り込んでしまったものです。

被害女性はさらに別の金融機関に誘導され同様の被害に遭ったもので被害総額は合わせておよそ150万円です。

県内ではほかにも御坊警察署の管内で70歳の男性の携帯メールに「10億円や2億円が当たりました」といううそのメールが入り、アクセスしたところ「当選金の振込にはサーバー手数料がいる」として電子マネーで23万円をだまし取られる被害が発生しています。

ATMで還付金を受けとれないため、警察ではこうした電話や訪問にだまされないよう注意を呼び掛けています。

またメールなどを使って電子マネーを買って番号を送信してくれと言った情報もすべて特殊詐欺被害の手口なので市民に注意を呼びかけています。

警察は相談ダイヤル0120-508-878(これはわなや)を開設し、こうした電話や訪問、メールがあった場合にはすぐに電話して相談して欲しいと注意喚起しています。

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