和歌山県内の公立学校で入学式・桐蔭中高では360人が思い新た

2021年04月08日 20時23分

教育社会

和歌山県内の多くの公立学校で、きょう(8日)入学式が行われました。

入学式のもよう(4月8日・和歌山市吹上・県立桐蔭高校)

このうち、和歌山市吹上(ふきあげ)の県立桐蔭(とういん)中学校と桐蔭高校で行われた入学式では、制服姿の中学生80人と高校生280人のあわせて360人の新入生が、教職員や来賓の拍手のなか、担任教諭の引率で体育館に入場しました。

式辞を述べる笹井校長

はじめに、笹井晋吾(ささい・しんご)校長が全員の入学許可を宣言し、式辞を述べました。笹井校長は、中学時代の恩師の言葉を引用し「新しい出会いは、新しい自分を発見する。力を尽くして、きょうを生きよう。高い品格と活力を備えた桐蔭生として有意義な学校生活を送り、卒業時には必ずや成功をつかみ取れるよう、成長して欲しい」と呼びかけました。

宣誓する中学1年の井口昊大くん(中央)と高校1年の朝井誉さん(左)

これに対し、新入生を代表して、中学の井口昊大(いぐち・こうだい)くんと高校の朝井誉(あさい・ほまれ)さんが「校訓にある『自ら人生を切りひらく人』を目指し、自主自立と文武両道の精神で自己を磨きます」と誓いの言葉を述べました。

去年(2020年)に引き続き、ことし(2021年)の入学式でもアルコール消毒や検温、会場の換気を徹底し、来賓あいさつも省略するなど、入念な新型コロナウイルス対策がとられました。

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