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海南市長選で現職が5回連続無投票当選、市議補選は選挙に

2021年04月04日 21時35分

政治社会福祉・医療

任期満了に伴う海南市長選挙がきょう(4/4)告示され、無所属で現職の神出政巳(じんで・まさみ)氏70歳のほかに、立候補者はなく、5回連続の無投票当選を果たしました。

万歳三唱する神出氏(左から3人目)ら

神出氏は、1951年、海南市生まれで、県立海南高校から明治大学に進学し、大学院を修了した後、一級建築士として建設会社で勤務し、旧海南市議会議員や和歌山県議会議員を経て2002年4月の旧海南市長選挙で無投票で初当選しました。そして、旧海南市と旧下津町の合併に伴う2005年4月の海南市長選挙で、無投票で当選して以来、5回連続の無投票当選となりました。

神出氏は、きょう午後5時過ぎ、JR海南駅近くにある選挙事務所前の広場で県内選出の国会議員や周辺の市長らが駆け付ける中、バンザイ三唱し、「これから市町村の責任として、新型コロナのワクチン接種に取り組む」と抱負を語りました。

5期目の抱負を語る神出氏(2021年4月4日)

当選後のインタビューで、神出氏は、「無投票での当選となり、責任の重さを感じています。まずは、市民が最も望んでいる新型コロナのワクチン接種を進めていきたい。そして、ポストコロナの時期がくれば、安全安心のまちづくりを進めるため、津波防波堤の建設工事や国道42号の拡幅工事などの大きな事業を推進し、次の4年間で、これらの完成にメドをつけたい」と抱負を語りました。

一方、市長選挙にあわせて欠員2の海南市議会議員補欠選挙もきょう(4/4)告示され、いずれも無所属・新人の3人が立候補し、選挙戦となりました。

投票は、今月(4月)11日、市内47の投票所で、午前7時から、一部を除いて午後7時まで行われ、午後8時半から、海南市大野中(おおのなか)の海南市総合体育館で即日開票されます。

海南市のきのう(4/3)現在の選挙人名簿登録者数は、4万3100人です。

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