和歌山県「県民リフレッシュプラン」再実施に20億円の補正予算計上

2021年04月02日 18時37分

政治経済

和歌山県は、新型コロナウイルスの感染拡大で冷え込んだ県民の県内旅行需要を喚起するため、去年(2020年)夏に実施した「わかやまリフレッシュプラン」をことし(2021年)も行うとして、一般会計で20億円を増額する補正予算を計上することになりました。今月(4月)9日に臨時の県議会が開かれ、議会の承認を得て、速やかに行いたい考えです。

「わかやまリフレッシュプラン」は、総旅行代金が2万円以上の県内旅行を対象に、2分の1以内、1万円を上限に県が補助するとともに、期間中、土産物店などで利用できるクーポン券を1人あたり2千円発行するものです。

条件は、県内の宿泊事業者や旅行代理店が販売するプラン、県民を対象にした5千円以上の宿泊などのプランで、現地決済を行うものとなります。

財源は、国の観光支援事業費や新型コロナウイルス対策の地方創生臨時交付金を活用します。

県では、この事業費として、一般会計で20億円を増額する補正予算案を今月9日に開かれる臨時の県議会に提案し、議会の承認が得られ次第、速やかに実施する方針で、利用期間はことし5月31日までとしています。 

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