和歌山県庁の入庁式・仁坂知事「諸君は和歌山の未来」

2021年04月01日 20時33分

政治

2021年度のスタートとなったきょう(4月1日)和歌山県庁の入庁式が開かれました。

ことし(2021年)の県庁入庁式のもよう(4月1日・和歌山県民文化会館大ホール)

県庁の入庁式は、例年ですと県庁本庁4階の正庁で行われていますが、ことしは、新型コロナウイルスの影響で和歌山県民文化会館大ホールで開かれ、出席した新入職員158人はマスクを着用して間隔を空けて着席したほか、国歌と県民歌の斉唱も行われず、代わりにCDで演奏を流す措置がとられました。

仁坂知事(左)から配属辞令を受ける重松沙枝さん(右)

仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事からの辞令交付も、例年はひとりひとり名前を呼んで行うところを、今回は代表して人事課に配属される重松沙枝(しげまつ・さえ)さん22歳に交付する簡略化した形となりました。

誓いの言葉を述べる向井和希さん(右)

続いて、海草(かいそう)振興局・農業水産振興課に配属される農学職の向井和希(むかい・かずき)さん22歳が「県民が安心して暮らせる和歌山県を築き、未来につないでいくことが私たちの使命です」と誓いの言葉を述べました。
 

新入職員に訓示する仁坂知事

これに対して仁坂知事は「100点を取らなくても、少しくらい間違ってもいい。100点を取るために躊躇(ちゅうちょ)したり、100点を取れないから『もうやめよう』と思うのは良くない。心身の健康に気をつけて欲しい。諸君は和歌山の未来の象徴で希望そのものだ」と訓示しました。

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