【新型コロナ】高齢者ワクチン接種、和市で予約開始

2021年03月31日 19時43分

社会福祉・医療

和歌山市では、きょう(3/31)から高齢者に対するワクチン接種の予約が始まり、予約を受け付けている市内の医療機関には、申し込みの電話が相次いでいます。

和歌山市では、市内に住む65歳以上の高齢者が11万6千人いるのに対し、4月に国から届くワクチンの量は、1500人分(3000回分)と見込まれています。

また、ワクチンの接種は、市内200の医療機関で行われますが、4月は供給量が少ないため、およそ120の医療機関に限られていて、和歌山市のホームページなどで一覧表が公開されています。

高齢者へのワクチン接種の予約受付が始まったきょう、和歌山市太田のさとう内科では、診療が始まった午前7時頃から予約の電話が鳴り始め、夕方までに100件以上を受け付けたということです。

さとう内科では、今後、和歌山市から供給されるワクチンの量にあわせて、予約を受け付けた人に、接種の案内を連絡することにしています。

和歌山市新型コロナワクチン接種調整課の藤原大悟(ふじわら・だいご)副課長は、「医療機関に電話したが、予約がとれなかったという電話が、市役所にも数十件寄せられています。4月はワクチンの供給量が少ないので、予約が取りづらく、ご不便をおかけしますが、5月以降、国からのワクチン供給が安定する見込みで、接種できる医療機関も増えます」と話し、接種券をなくさず保管しておくよう呼びかけています。

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