和歌山県はきょう（３１日）１０代の高校生から８０代の男女１４人が新たに新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。新規の感染者は７人です。感染者数は亡くなった１８人を含め１２８７人で、入院している人は退院した５人を除き８９人になりました。保健所別では和歌山市が９人、橋本と岩出の保健所管内がそれぞれ２人、田辺保健所管内が１人です。

またこれまで感染した人のうち海外渡航歴がない8人が新たに変異株ウイルスに感染していたことがわかりました。変異株の感染者は合わせて５５人です。

また県内の変異株感染者のうち１０人がイギリス由来の変異ウイルスであったことがわかりました。イギリス型の変異ウイルス感染者は１２人になりました。

ところできょう（３１日）新たに感染が確認された人のうち田辺市の飲食店でクラスターが発生した店の利用者と接触した４０代の男性の感染が新たにわかりました。

また和歌山市の女子高校生はクラブ活動で県外で練習試合をしましたが、対戦相手のチームに感染者がいたことがわかり調べたところ陽性が判明しました。

また、県外で陽性が判明した人の接触者での感染も２人いたほか、県外の人を含めて家族で集まる機会を持った人の感染もありました。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、大阪との往来が多い地域での感染が目立っているとして感染予防対策に力を入れるよう呼びかけています。