国交省・みなべ・南紀田辺間4車線化事業に許可

2021年03月30日 17時51分

交通政治

国土交通省は、きょう(30日)新年度(2021年度)予算の概要を発表し、和歌山県関連では、阪和自動車道のみなべインターと南紀田辺(なんきたなべ)インター間の4車線化事業が許可されました。

阪和自動車道のみなべ・南紀田辺間およそ2・2キロは、現在、暫定2車線で供用されている、阪和自動車道と湯浅御坊(ゆあさごぼう)道路の有田(ありだ)・南紀田辺(なんきたなべ)間の一部で、このうち、有田・印南間のおよそ29・2キロは、ことし(2021年)の開通を目指して4車線化工事が行われていますが、今回、みなべ・南紀田辺間のおよそ2・2キロが4車線化の事業許可が、きょう、国土交通省からNEXCO(ネクスコ)西日本に出ました。

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「全国有数の交通量で、慢性的な渋滞や対面交通事故の発生が高まるとともに、大規模災害時の緊急輸送道路にもなることから、早期整備を国に強く求めてきたが、こうした取組みが実を結んだ」とコメントし、今後も、国や関係する機関への働きかけを続ける考えを示しました。

国土交通省は、このほか、紀伊半島一周道路や、有田海南(ありだ・かいなん)道路、奥瀞(おくどろ)道路、和歌山下津港、日高港の整備など、和歌山県関連の直轄事業費341億円あまりも予算配分しました。

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