県が提供するスマートフォン・アプリ「和歌山県防災ナビ」が、このほど、「ジャパン・レジリエンス・アワード＝強靭化(きょうじんか)大賞＝２０２１」のグランプリを受賞しました。

これは、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が、強靭化の取り組みを全国に募集し、優秀なものを表彰しています。

グランプリを受賞した「和歌山県防災ナビ」は、災害から県民の命を守るために、県が、おととし（２０１９年）５月に配信を始めたスマートフォン・アプリで、最寄りの避難場所などの検索や安全レベル、最短ルートの確認ができるほか、気象情報や避難情報などの防災情報がプッシュ通知され、家族などでグループ登録すれば、別々に避難した登録者の場所を地図上で確認できるなどの機能を備えています。また、避難トレーニングなどにも活用でき、先月（２月）末現在、ダウンロード数は４万７千件を超えています。

そして、アプリの配信開始後、全国の自治体でも同様のアプリを開発する事例があり、和歌山県の取り組みは、先進的な防災対策として、注目されています。

「和歌山県防災ナビ」アプリは、インターネット・アプリストアのＧｏｏｇｌｅ　Ｐｌａｙ(グーグル・プレイ)とＡｐｐ　Ｓｔｏｒｅ(アップ・ストア)からダウンロードできます。