【新型コロナ】和歌山県で11人あらたに陽性・変異は12人確認で34人に

2021年03月26日 18時11分

福祉・医療

和歌山県は、きょう(26日)あらたに、県内で10代から70代までの男女あわせて11人が、新型コロナウイルスに感染したと発表しました。累計の感染者数は、亡くなった18人を含め1239人となりました。あわせて、既に感染した人のうち、あらたに12人から変異株が見つかり、県内の変異ウイルス感染者数は34人となりました。

記者発表を行う野尻技監(3月26日・和歌山県庁)

あらたに感染が確認された11人のうち8人は、すでに感染が確認された人の同居家族や同僚などで、無症状の2人を除いて発熱や頭痛などが有り、いずれも症状は安定しています。

一方、あらたに感染が分かった3人のうち、20代の男子大学生について、県では大阪府内の大学のクラブ活動が感染源とみて検査を進めています。

県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「若い人を中心に大阪などに出掛けるか、感染拡大地域から来た人から持ち込まれて、家族内感染が発生し、さらに家族から外部へと感染が連鎖してしまっているのではないか。去年(2020年)1月の第1波や11月の第3波と比べて感染の立ち上がりが早いので、我々保健医療行政もそれを見据えた対応をしなければならない」と話し、行動が活発な今の時期の安全な外出や飲食と、異常を感じた際の早め受診を呼びかけました。

このほか、きょうまでに2人が退院し、現在入院しているのは56人となっています。

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