【新型コロナ】仁坂知事「歓送迎会や宴会伴う花見は控えて」

2021年03月26日 18時10分

政治社会福祉・医療

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、年度末から年度初めに入ったことを受け、新型コロナウイルスの感染拡大のおそれがあるとして、県民に、歓送迎会や謝恩会、宴会を伴う花見などを極力控えるよう注意を呼びかけました。

記者会見で県民に呼びかける仁坂知事(3月26日・和歌山県庁)

仁坂知事は、きょう(26日)午後3時半に県庁で記者会見を開き、県民に歓送迎会や謝恩会、宴会を伴う花見を、きょうから当面の間、極力控えるよう求めました。仁坂知事は理由について「近ごろ変異ウイルスが多く、感染しやすいという実感があり、年度末や年度初めで春の行楽シーズンにもあたる今の時期に、もしこのような行為で変異ウイルスが広がってしまうと大変だ」と述べました。

また、県内の感染状況について、仁坂知事は「落ち着いてきたところだが、ここ数日で再び10人前後の感染確認がみられる。保健医療行政がしっかり囲い込みをしているので、ただちに感染爆発することはないと思うが、和歌山県としては多いと思わざるを得ない」と述べ、改めて県民に、感染拡大地域での会食や、具合が悪いとき早めに受診することなど、これまで行ってきた感染防止策と合わせて、県民に歓送迎会や謝恩会、宴会を含む花見を自粛するよう協力を求めました。

なお、仁坂知事が連合長を務める関西広域連合でも、きのう(25日)の対策会議で、歓送迎会や宴会を伴う花見などを控えるよう住民に求めることで一致しています。

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