JA共済連・農林大学校と農業系高校に実習用機材寄贈
2021年03月25日 19時58分
JA共済連和歌山は、ことし(2020年度)も、和歌山県立農林大学校と、農業系学科を持つ県立高校4校に、農業実習用の機材を寄贈しました。
JA共済連和歌山では、地域貢献の一環として、2018年度から毎年この取組みを行っています。
今回、農林大学校には、農薬散布用ドローン1式やおよそ3mの高さまで作業台が持ち上がる高所作業機1台などが贈られたほか、紀北農芸(きほくのうげい)高校には土を高温殺菌する乾燥機1台、有田(ありだ)中央高校にはたい肥の材料となる木の枝を粉砕するマルチチッパーなどが、南部(みなべ)高校には草刈り機や真空包装機などが、熊野(くまの)高校にはウッドチッパーなど、5校に19品目の実習用機材が寄附されました。
きょう午前、かつらぎ町中飯降(なかいぶり)の県・農林大学校で開かれた贈呈式で、JA共済連和歌山の次本圭吾(つぎもと・けいご)代表理事副会長から、生徒を代表して農林大学校の柿本幸星(かきもと・こうせい)さんに目録が贈呈され、次本副会長には、県の岩本和也(いわもと・かずや)農業生産局長から知事感謝状が贈られました。
JA共済連和歌山の次本副会長は「農業の未来を担う人材の実習環境がさらに充実することを期待している」とあいさつしました。
これに対し、県教育委員会の宮﨑泉(みやざき・いずみ)教育長が「農業関連に良い人材を輩出できるよう、教育に力を入れたい」とお礼を述べました。