火災から2年、ホテル越之湯、4月オープンへ

2021年03月21日 18時21分

災害・防災経済

おととし(2018年)8月に火災に見舞われた、那智勝浦町にあるホテル「越之湯(こしのゆ)」が、来月(4月)17日にリニューアルオープンすることになり、予約の受付が始まりました。

運営する湯快(ゆかい)リゾートによりますと、オープンするのは那智勝浦町湯川(ゆかわ)にあるホテル「南紀勝浦温泉 越之湯」で、フロントやロビー、レストランなどの公共空間を重点に改修され、スタイリッシュな「和(わ)モダン旅館」になっているということです。また、源泉かけ流しの天然温泉や足湯付きのオーシャンテラス、岩盤浴施設など、利用客がくつろげる温泉設備の充実が図られているほか、食事には、地元で水揚げされた生マグロなども提供されるということです。

客室は85あり、無料駐車場は80台を備え、来月17日からのリニューアルオープンを前に、今月12日から予約の受付が始まっています。

越之湯は、おととし8月5日夜に火災に見舞われ、当時の木造2階建てと1階建ての建物あわせておよそ1800平方メートルを全焼したほか、宿泊客と従業員あわせておよそ350人が避難し、女性客1人が体調不良を訴えましたが、けが人などはありませんでした。

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