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「わたくしの作文」年間表彰式(写真付)

2021年03月20日 18時29分

教育

和歌山放送の長寿番組「わたくしの作文」の年間表彰式が、きょう(20日)、和歌山市で行われ、文部科学大臣賞を受賞した岩出市立岩出第二中学校1年の辻内琥月(つじうち・くうが)さんら28人と、24の小中学校が表彰されました。

「わたくしの作文」年間表彰式(和歌山市の和歌山市民会館)

「わたくしの作文」は、和歌山放送が、国語教育の振興のため、1968年(昭和43年)から県内の小中学校の児童・生徒の作文を放送しているもので、今年度(令和2年度)は、5700点近い作文が寄せられました。

表彰式は、きょう(20日)午後1時から、和歌山市の和歌山市民会館で行われ、地元の岩出市に受け継がれた多くの歴史文化や自然を切にしたいという思いをつづった作文「歴史文化と自然の根来(ねごろ)」を書いた、岩出市立岩出第二中学校1年の辻内琥月(つじうち・くうが)さんに、最優秀の文部科学大臣賞が贈られたほか、県知事賞や県教育委員会賞、和歌山県農業協同組合連合会賞や、わかやま市民生活協同組合賞、さらに、今年度から新たに設けられた湊組(みなとぐみ)賞などを受賞した28人が表彰されました。

文部科学大臣賞を受賞した、岩出市立岩出第二中学校1年の辻内琥月(つじうち・くうが)さん

また、作品の応募が多かった24の小中学校が、学校賞として、表彰されました。

受賞者インタビューで辻内さんは、「地域の伝統的な文化などを知らない人にもわかりやすく伝わるよう、描写を工夫しました。このような大きな賞を受賞するのは初めてで、非常に嬉しいです」と話していました。

各賞を受賞した作文は、来月(4月)6日から「わたくしの作文」で、本人の朗読で放送されます。

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