万博関連の情報<発信:和歌山県>

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【新型コロナ】「誹謗中傷」は許しません!県内各地で街頭啓発(写真付)

2021年03月20日 18時27分

福祉・医療

新型コロナに関する誹謗中傷を行わないよう訴える街頭啓発が、きょう(20日)、和歌山県内各地のスーパーなどで行われました。

街頭啓発の様子(オークワ和歌山中之島店)

これは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、感染者やその家族、医療関係者などに対するデマや誹謗中傷の被害が増加していることから、県が実施したもので今回が初めてです。

和歌山市(のう)(じょう)にある「オークワ和歌山中之島店」では、きょう午前10時から街頭啓発が行われ、感染防止策で手袋を付けた県職員5人が、啓発グッズのマスクと「コロナ誹謗中傷 それ犯罪です」と訴えるチラシを配布し、スーパーの利用者らに不当な差別や風評被害などの防止を訴えました。

きょうの啓発活動に参加した県人権政策課の伊藤寿英(いとう・としひで)課長は「専用の相談窓口もあります。どうか一人で悩まず、県に相談してほしい」と話していました。

スーパーの利用者に配られた、啓発チラシと啓発グッズ

啓発チラシには、「○○店ではコロナに感染した従業員が働いている」といった書き込みやうわさをすれば、名誉棄損罪として3年以下の懲役や禁錮、または50万円以下の罰金になる場合があるといった具体例が5つ掲載されています。

県によりますと、新型コロナに関連する人権相談が2月末時点で287件あり、そのうち誹謗中傷に該当する相談は44件あったということで、軽い気持ちで書き込んだデマや誹謗中傷が、相手を傷付けるだけでなく自分の人生も狂わせてしまう行為であることを知ってほしいと啓発チラシを作成したということです。

啓発チラシは36万枚ほど作成され、家庭や企業、教育機関などへ配布されます。

コロナに関する誹謗中傷や差別、いじめなどにお困りの方は「コロナ差別専用相談窓口」073―433-4540までお問い合わせください。祝日を除く月曜日から金曜日の午前9時から午後5時45分まで受け付けています。

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