損保ジャパンが子ども食堂展開のNPO法人に食料品寄附

2021年03月16日 16時25分

福祉・医療経済

損害保険大手の損保ジャパン和歌山支店と代理店などは、きょう(16日)県内各地で子ども食堂などを展開しているNPO法人フードバンク和歌山に、食料品や衣料品などを寄附しました。

損保ジャパン和歌山支店の髙森リーダー(左)とNPOフードバンク和歌山の鈴木事務局長(右)(3月16日・和歌山市美園町)

これは、損保ジャパンの全国の支店が毎年それぞれの地域で展開している社会貢献活動の一環として行われたもので、和歌山支店でも、これまでに社員が参加しての献血活動や車いすの清掃などを行ってきましたが、今年度(2020年度)は、新型コロナウイルスの感染防止のため社員が参加しての活動は控える代わりに、和歌山支店と代理店組織が県内で子ども食堂を展開するNPO法人フードバンク和歌山に、余っている賞味期限前の食料品や衣料品、文房具、生活用品などを寄附することになったものです。

寄贈された食料品の一部

きょう午前、和歌山市美園町(みそのちょう)の損保ジャパン和歌山支店で、和歌山支店の髙森淳治(たかもり・じゅんじ)リーダーからNPO法人フードバンク和歌山の鈴木正文(すずき・まさふみ)事務局長に目録が贈呈され、先月(2月)支店と代理店組織が集めた食料品や衣料品などが受け渡されました。

髙森リーダーは「和歌山の皆さんが明るく元気になれるような取組みで貢献したい」と話しています。

鈴木事務局長は「月6回の子ども食堂や、合間に行なっている学習支援などに取組んでいるが、これからもっと厳しい環境に置かれる子どもが出てくることも考えられ、行政や社会福祉協議会などとより連携を深めてきめ細かくカバーしたい」と感謝の言葉を述べました。

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