震度5弱の湯浅町、中学校の校舎に亀裂
2021年03月15日 12時19分
震度5弱の地震が観測された湯浅町では、中学校の校舎にひび割れが見つかりました。
湯浅町によりますと、町職員が、けさ(3/15)から5つの班に分かれて町内を巡回したところ、湯浅中学校で、保健室の壁におよそ1メートルの亀裂が見つかるなど、校舎内3ヵ所の壁にひび割れが確認されました。
湯浅町教育委員会は、亀裂のあった箇所を修理することにしていますが、校舎の使用に問題はないということで、きょうも通常通り、授業が行われています。
湯浅町では、きょう午前0時25分に震度5弱の地震が発生した後、自主的に避難する人に備えて役場とJR湯浅駅の施設の2ヵ所に職員を配置して避難所を開設しましたが、不安を訴える問い合わせはなく、避難する人はありませんでした。また、これまでのところ、地震でケガをした人は確認されていません。
また、和歌山県のまとめによりますと、湯浅中学校の校舎の壁に入った亀裂の他に被害の報告は入っていないということです。