万博関連の情報<発信:和歌山県>

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【新型コロナ】県内6人感染、5人以上感染1ヵ月ぶり

2021年03月14日 17時59分

福祉・医療

和歌山県はきょう(3/14)、県内で新たに6人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表しました。県内で1日に5人以上の感染者が確認されたのは、先月(2月)12日以来、1ヵ月ぶりで、累計感染者数は死亡した18人を含めて1178人となりました。

記者会見する野尻技監(2021年3月14日・県庁記者会見室)

新たに感染が確認された6人のうち、湯浅保健所管内に住む50代のパート職員の女性は、今月7日から発熱の症状があり、その後、熱が38度台になり寒気もしたため、9日から12日にかけて3度、同じ医療機関を受診しましたが、新型コロナウイルスの検査は行われず、きのう、別の医療機関を受診してようやく陽性が判明しました。この女性は、入院していますが、肺炎像があり、酸素投与が必要な重症となっています。

4度目の受診で検査が行われたことについて、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「残念としか言いようがない。1回の受診であれば、検査しなくても仕方がないが、発熱が続き、何度も受診しているので、自らができない場合は、検体採取のできる別の医療機関を紹介してほしい」と述べ、医療機関に対し、コロナを疑って早めの検査を徹底するよう呼びかけました。

このほか、きょうの発表では、湯浅保健所管内に住む50代の女性の別居家族で、和歌山市に住む20代の無職の女性をはじめ、すでに同居家族の感染が判明している岩出保健所管内在住の40代の女性会社員、さらに橋本保健所管内に住む80代の無職の女性、それにこの女性と同居する50代の女性パート職員と20代の無職の男性のあわせて6人の新たな感染が報告されました。

県内で1日に5人以上の感染者が確認されたのは、先月(2月)12日の11人以来、30日ぶりで、県福祉保健部の野尻技監は、「第三波の余波と考えているが、大阪などの周辺も増えてきているので、非常に注意すべきと考えており、症状が出たら、早めの医療機関の受診をお願いしたい」と呼びかけました。

きょう感染が発表された感染者の居住地域は、橋本保健所管内が3人と最も多く、和歌山市と岩出保健所管内、湯浅保健所管内が1人ずつとなっています。

県内の累計感染者数は、死亡した18人を含めて1178人で、現在、入院しているのは6人、このうち、2人が酸素投与の必要な重症となっています。

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