「一枚岩」をスクリーンに映画祭、古座川町

2021年03月14日 13時41分

教育歴史・文化

古座川町で、昨夜(13日)、国の天然記念物の巨岩「一枚岩(いちまいいわ)」をスクリーンにした映画祭が開かれました。

これは、「大地を見上げる映画祭」で、一枚岩の前で「道の駅」を運営する田堀穣也(たほり・じょうや)さん34歳が、町おこしにつなげようと企画し、クラウドファンディングでプロジェクターや音響機器などの購入資金を募り、町内で働く若者や、町出身の若手映像作家らに協力を呼び掛けて実現しました。

今回は、新型コロナウイルス対策で、観客を招くことはできませんでしたが、町の自然や文化を紹介する映像のほか、町民の未来へのメッセージなどをプロジェクターで巨大な岸壁に映し、動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信しました。

田堀さんは、この映画祭を秋からは定期的に開催したいと計画しているということで「古座川を盛り上げていきたい」と話しています。

一枚岩は、古座川左岸にそびえる高さおよそ100メートル、幅500メートルの巨大な岩で、国の天然記念物になっているほか、南紀熊野ジオパークとして、日本ジオパークに認定されています。

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