和歌山市議会新年度予算案を可決

2021年03月12日 19時06分

政治災害・防災福祉・医療経済

和歌山市議会はきょう(12日)本会議を開き、新年度の一般会計予算案など            33の議案を原案通り可決または同意し閉会しました。
新型コロナ対策や定住の促進などに重点を置いた予算です。
 新年度の予算規模は一般会計が1446億円、特別会計などを含めた
全体の予算は2811億円です。
主な事業は、新型コロナウイルス感染症対策に引き続き取り組むほか、
寄附金を活用して医療従事者に慰労金を支給したり、影響を受けている市内の事業者が事業継続できるよう助成するなど商工面でも支援に取り組みます。
 新型コロナ関連の新年度当初予算の事業費は18億円で、人件費や繰り越しの事業を含めた事業規模は29億円です。
 また市の人口を増やすため一定の条件を満たした東京23区からの移住者に
最大100万円、その他の地域からの移住者には最大50万円を支給する支援に
積極的に取り組みます。
このほかテレワークやワーケーションを推進することや、空き家を利用したサテライトオフィスを開設するための助成をしたりします。
 また秋に開館する和歌山城ホールの整備や隣接する市役所前の城前広場の
整備に取り組むなど城を生かした賑わいの空間を整備することにしています。

 このほか、中学校全体で給食を実施していくための調査を行うほか、昨年送水管が破裂したことでクローズアップされた老朽化している水道管や設備の更新を急ぐことにも力を入れています。

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