田辺市の龍神温泉郷で、灯ろうの灯りで旅館などを照らす「観燈祭(かんとうさい)」が始まりました。

これは、龍神観光協会が、観光客が少なくなる冬の時期を盛り上げようと、毎年行われているものです。

灯ろうは、日没後の午後６時頃から午後９時ごろまで灯され、あたりが暗くなっていくにつれ、歴史ある龍神温泉の旅館の建物などが、温もりのある灯りに照らされて浮かび上がり、別世界感が増していきます。

「観燈祭」は、今月（３月）１４日まで開催され、写真を撮って応募するフォトコンテストが行われているほか、多くの人に雰囲気を楽しんでもらおうと、後日、動画配信も予定されています。

龍神温泉は、田辺市龍神村の日高川沿いにあり、「日本三美人の湯」の一つとして知られています。