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和歌山市で連節バス走行実験 IR誘致見据え市と南海

2021年03月06日 19時42分

社会経済

和歌山市できょう(6日)、南海電鉄が関西国際空港で運行する連節バスを和歌山市内の道路で走らせる実験が行われました。

これは、IR・カジノを含む統合型リゾート施設の誘致を見据え、大容量で定時運行可能なBRT・バス高速輸送システム導入に向けた課題を探るため、和歌山市と南海電鉄が実施したものです。

実験では、先行導入している新潟市や岐阜市の例を参考に、和歌山市駅や和歌山駅周辺の市街地、IR誘致予定地の和歌山マリーナシティ周辺の道路を中心に5種類のコースを走行し、車体の長い連節バスが交差点を曲がれるかどうかや、既存の交通への影響などを調べました。

試乗した尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は「カーブで揺れが少なく、床が低いバスでお年寄りも乗りやすい。ブレーキやスタートもスムーズだった」と評価しました。

また、南海電鉄の遠北光彦(あちきた・てるひこ)社長も試乗し、「市民の足の利便性が向上できればいい」と語っていました。

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