ごみ拾いはスポーツだ!「スポGOMI大会」(写真付)
2021年03月06日 19時41分
制限時間内に拾ったごみの質と量を競うクリーンアップ運動「スポGOMI大会」がきょう(6日)和歌山市で行われました。
このイベントは、ごみ拾いをスポーツととらえ楽しんで取り組んでもらおうと県が2016年から県内各地で開催しているものです。きょうは、和歌山市の県立体育館を拠点に行われ、友人同士や職場の仲間同士で結成された32チーム、あわせて130人が参加しました。
ルールは、3人から5人のチームで参加し、1時間以内に決められたエリア内を自由に歩き、分別しながらごみを拾い集めていきます。ごみは、「燃えるごみ」や「燃えないごみ」、「ペットボトル」などの種類ごとに100グラムあたりのポイントが設定されていて、チームごとに集めたごみのポイントを競います。
参加者は、道路の上や溝の中に落ちているたばこの吸い殻やペットボトルなどを見つけてはトングで拾い、ごみ袋に分別していきました。
計量の結果、きょう1時間で集まったごみの総重量は134.25キロにのぼり、ポイントの高かった上位3チームには表彰状と景品が贈られました。
1位に輝いた「チーム大和エネルギー」の平山聡さんは「和歌山に貢献できたかなと思っています。次も1位を目指して参加したいです」と話していました。
県・県民生活課の中村裕詞課長は、「今回は3歳から60歳まで幅広い年代の方に参加いただきました。県民みんなでごみを拾って綺麗にするという目的に合致したイベントになって嬉しく思います」と話していました。
今回のイベントでは、「紀の国和歌山文化祭2021」をPRするため、キャラバン隊のメンバーである伊舞なおみさんや薮下将人さんらが開会式に参加したり、地域の人達と積極的に関わり応援されるチームになりたいと、和歌山からJリーグを目指している「アルテリーヴォ和歌山」のメンバーが競技に参加しました。