春季近畿地区高校野球大会県予選 来月(4月)10日開幕
2021年03月06日 19時39分
選抜高校野球大会のあと、夏の甲子園に向けての前哨戦となる春の近畿地区高校野球大会県予選が来月(4月)10日、和歌山市の紀三井寺公園野球場などで開幕します。
大会には、39校が参加、去年秋の近畿大会県予選に連合チームとして出場した串本古座と有田中央も単独チームで出場します。
この大会でも今年からシード制が導入され、去年(2020年)秋の近畿大会県二次予選でベストフォーに進出した市立和歌山、和歌山東、智辯和歌山、向陽がシードされ、4つのゾーンに振り分けられて2回戦から登場します。
そのシード校ですが、選抜出場の市立和歌山は橋本と、和歌山東は日高と、智辯和歌山は慶風と、向陽は粉河と対戦することがこのほど行われた抽選会で決まっています。
大会は、来月10に開幕、和歌山市の紀三井寺公園野球場、田辺市の田辺スポーツパーク野球場、上富田町の上富田スポーツセンター野球場の県内3つの会場で試合が行われ、来月29日に準々決勝、5月8日に準決勝、5月9日に決勝が行われ、優勝校は、滋賀県で開かれる近畿大会に県代表として出場するほか、春季県予選でベストフォーに進出した4校は今年夏に行われる全国高校野球選手権和歌山大会のシード校となります。
なお、去年は夏の独自大会をはじめ、秋の近畿大会県予選など県内の公式戦では新型コロナウイルス感染拡大の影響で原則無観客で実施されていましたが、今回の県予選では、マスクの着用や、周囲の人との十分な間隔の確保、観戦者数の上限を設けるなどの対策を講じたうえで観戦が可能となります。