啓蟄の日・和歌山城で松の木のこも外し

2021年03月05日 18時37分

社会

二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで、冬ごもりの虫が動き始めるとされる「啓蟄(けいちつ)」のきょう(3/5)、和歌山城周辺の松に巻かれた「こも」を外す作業が行われました。

和歌山城のある和歌山公園を管理する和歌山市は、毎年、立冬の日にあわせて、マツケムシなどの害虫から松を守るため、わらで編んだむしろを公園の松の幹に巻き付ける伝統的な駆除法の「こも巻き」を行い、啓蟄の日にこもを外す作業を行っています。

きょうは、午前9時半から和歌山城整備企画課の職員6人が、公園内にあるおよそ250本の松に巻かれた縄をほどいて一つずつむしろを外していきました。

外されたこもは、後日、焼却されます。

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