【新型コロナ】県内で2人感染確認 累計1166人
2021年03月04日 19時21分
和歌山県はきょう(3/4)、県内で10代と20代の女性2人が新たに新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。県内の累計感染者数は、これで1166人となりました。
新たに感染が判明した2人のうち、岩出保健所管内に住む10代の無職の女性は、今月1日から全身の倦怠感や咳などの症状が、2日からは、味覚と嗅覚の異常が続いていて、3日に医療機関を受診し、新型コロナウイルスの感染が判明しました。この女性は、発症する前の2週間に5回程度、大阪市を訪れ、友人と飲食をともにするなどしていました。保健所が同居家族1人のPCR検査を進めています。
また20代の女性会社員は、大阪市在住で、今月1日に咳の症状が出て2日に和歌山市内の実家に帰省した後、発熱や全身倦怠感などの症状が出て和歌山市内の医療機関を受診し、その後、感染が判明しました。女性は、大阪市の会社に勤務していました。保健所が、実家で暮らす別居家族3人のPCR検査を進めています。
新たに感染が判明した2人はいずれも入院していますが、症状は安定しているということです。
県内で感染が確認された人は、これで死亡した18人を含めて1166人となりました。また現在、入院しているのは11人で、このうち80代の男性1人が酸素投与が必要な重症となっています。
県は、引き続き、緊急事態宣言が出されている1都3県への不要不急の往来だけでなく、すでに宣言が解除されている京阪神への不要不急の外出も控えるよう呼びかけています。