特殊詐欺被害県内で相次ぐ
2021年02月26日 19時11分
きのうからきょうにかけて県内で市役所の職員を騙る還付金詐欺の被害が相次いでいて、県警察本部は、こうした電話がかかってきたときは警察に相談するよう注意を呼びかけています。
県警によりますと被害はきのうからきょうにかけて和歌山市と岩出市に住む60代の女性がそれぞれおよそ50万円の被害にあったものです。いずれのケースも市役所の職員を騙る男が「還付金があるがきょう手続きしないといけない」とか、「払い戻しのため、キャッシュカードと通帳を持って近くの金融機関のATMに行くように」と電話で指示をする手口です。被害者は電話に出た男の言いなりになってATMを操作し、預金をだまし取られています。こうした電話が県内で多数かかっていて、県警はこうした電話がかかってきたり、訪問を受けるなどしたときは警察に相談してほしいと話しています。