岩出市は新型コロナ対策や、市道の整備などを進めるため１６９億円の一般会計予算案をあす（２６日）開会する市議会本会議に提案します。

岩出市の一般会計の予算規模は前の年度に比べ１・２パーセントの伸びです。主な事業では新型コロナウイルス感染拡大の対策として２億円の予備費を計上したほか市民を対象にしたワクチンの集団接種を行うため、３億３千万円を計上しました。また市内の環状道路を整備するため、市道金屋荊本線の工事を前倒しして進めることにしています。このほか防災対策として農業用ため池の耐久性能の事業評価を進めるほか、根来寺を中心とした観光の振興や新婚世帯に住宅の取得する費用の一部助成などの事業にも取り組みます。

岩出市は市制施行１５周年を迎えるため、式典を行うほか、老朽化している中央公民館の改修なども行うことにしています。