高野山新法印に稲葉大僧正 金剛峯寺で昇進式

2021年02月23日 19時11分

歴史・文化

高野山真言宗総本山金剛峯寺の第522世事務検校執行法印(じむけんぎょうしぎょうほういん)に本覚院(ほんがくいん)住職の稲葉法研(いなば・ほうけん)大僧正75才の就任が決まり、金剛峯寺で昇進式が行われました。

法印は高野山僧職の最高位で、弘法大師の名代として、高野山内で営まれる重要な法会や儀式の導師を務めます。任期は1年です。

金剛峯寺座主(ざす)の葛西光義(かっさい・こうぎ)高野山真言宗管長が、辞令と緋色の僧衣の目録などを交付しました。

稲葉新法印は北九州市出身で、高野山大卒です。高野山真言宗法会部長、高野山文化財保存会常務理事などを歴任しています。

就任を披露する法印転衣(てんね)式は 来月(3月)12日に金剛峯寺で開かれます。

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