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県ジュニア駅伝、海南市が大会新で2年ぶりの優勝(写真付)

2021年02月21日 15時11分

スポーツ教育

県内の小中学生ランナーが、ふるさとの声援を受けてタスキをつなぐ、「第20回和歌山県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会」が、きょう(21日)和歌山市で開かれ、海南市が大会新記録をマークして、2年ぶり9回目の優勝を果たしました。

仁坂知事の号砲で全チームが一斉にスタートを切った(紀三井寺公園陸上競技場で)

大会は、暖かい日差しのもと、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場から県庁前までの10区間21・1キロで行われ、北山村や新宮市など5つの市町村を除く、25の市と町に加え、総合順位が記録されないオープン参加の8チームも含め、33チームが参加して行われました。

レースは、午前11時、大会会長の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事の号砲で紀三井寺公園陸上競技場をスタート、1区で、飛び出した和歌山市を、2区で、海南市が追いつき、トップを奪い、3区までは激しいトップ争いが繰り広げられましたが、その後、海南市が徐々に独走となって差を広げ、結局、1時間7分27秒の大会新記録でフィニッシュ、2年ぶり9回目の優勝を果たしました。

海南市が優勝のフィニッシュテープ(和歌山県庁前)

2位は、和歌山市で1時間8分26秒、連覇を狙った田辺市は3位で、1時間9分5秒でした。4位は、紀の川市、5位は岩出市、6位は御坊市、7位は串本町、8位はかつらぎ町でした。

タスキリレーの模様(第2中継所・和歌山マリーナシティ・第1駐車場出口付近)

この日の和歌山市は、朝からよく晴れて暖かく、アメダスの観測で、午前11時に17度を超え、正午には19・2度と、2月とは思えないほどに気温が高くなり、レースへの影響が心配されましたが、海南市の大会新記録をはじめ、3つの区間新記録や、8つの市や町で市町村新記録が出るなど、好記録が相次ぎました。

優勝し、表彰を受ける海南市チーム

また、大会は第20回を迎えましたが、今年(2021年)は、新型コロナウイルスの影響で、スタート前の開始式が中止されたり、関係者がマスクやフェイスシールドなどの感染症対策を行って運営したほか、沿道での声援の自粛も呼びかけられました。

和歌山放送ラジオでは、大会の模様を実況生中継しました。

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