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「赤十字県民大学」初のオンライン開催・日赤和歌山医療センター(写真付)

2021年02月20日 18時49分

福祉・医療

日赤和歌山医療センターが、きょう(20日)、「赤十字県民大学」を初めてオンラインで開催しました。

オンライン配信の様子

これは、健康に関して正しく新しい知見を広く提供し、健康増進や疾病予防に役立ててもらおうと1979年に始まり、これまで延べ13万人が参加しています。例年は施設内で公開講座としていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今回は初のオンラインでの開催となりました。

日赤和歌山医療センターの院長で、がんセンターの平岡眞寛(ひらおか・まさひろ)センター長が講師を務めた講義では、先月(1月)12日に運用を開始した「がんセンター」の特徴について説明があり、全国的に下位にある和歌山県のがん生存率の向上に寄与するためといったがんセンターを設立する理由や、総合病院の利点を生かしたがん医療の提供について話が繰り広げられました。

そのほか、感染症内科部の古宮伸洋(こみや・のぶひろ)部長や、医療社会事業部の中大輔(なか・だいすけ)部長による「新型コロナウイルス感染症」をテーマにした話や、「和歌山県における保健・医療対策」というテーマで、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監による講義が展開されました。

院長補佐 兼 医療社会事業部の中大輔(なか・だいすけ)部長は、「コロナが蔓延していると健康診断に行かずがんの発見が遅れることがあるとよく耳にする。健康診断を受け、コロナにも負けず、がん治療もしっかり行ってほしい」と話していました。

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