海南市新年度予算案を発表

2021年02月18日 19時05分

政治経済

海南市は、地元の特産品を販売する道の駅や大規模災害時の防災施設機能を持つ公園の整備などに取り組むことになり、今月25日に開会する海南市の当初議会に関連議案を提案します。

これは、神出政巳市長が発表しました。

それによりますと、道の駅は、建設中の有田海南道路と国道42号の昼間に位置する海南市下津町小南地区に建設し3年後の完成を見込んでいます。

今年度は、用地取得や基本設計に取り組みます。

また、現在のわんぱく公園とその周辺を一体的に整備して災害時の活動拠点とする公園の整備にも着手します。

このほか日本に182万人いるとされる鈴木姓発祥の地にある鈴木屋敷を復元整備する事業にも本格的に着手するほか、海南駅前にビジネスホテルを誘致することに伴い、隣接する市営駐車場の再整備することにしています。

また、新型コロナ感染症対策にも引き続き取り組むことにしていて、予防接種の費用や消費が低迷している市内の企業や事業者を支援する政策にも取り組みます。

海南市の新年度の一般会計予算の総額は、建設費の抑制などで227億円で特別会計をあわせた総額は444億円となります。

海南市の神出市長は、「4月に市長選挙があるため継続事業を中心とした骨格予算になっているが、新型コロナ対策や、重点政策への集中投資を行うことで市の総合的な発展のための事業の力を入れた」と話しています。

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