4月の陽気、つくしが顔出し、梅の花は満開(写真付)
2021年02月14日 17時53分
日曜日のきょう(14日)の和歌山県は、朝からよく晴れて、穏やかな日差しが降り注ぐ春の陽気となり、和歌山市の紀ノ川河川敷ではつくしが顔を出し、日本一の梅産地、みなべ町などでは、梅の花が満開となりました。
アメダスによりますと、日中の最高気温は、日高川町川辺で、20・7度を観測、かつらぎ町、白浜町とともに、今年(2021年)県内で初めて、20度を上回りました。和歌山市で19・2度、串本町潮岬で18・5度、標高800メートルの高野山で16・1度など、各地で平年を6度から12度も上回り、ほとんどのところで、今年最も気温が高く、4月上旬から下旬の陽気となりました。
朝の最低気温も潮岬で12・7度、新宮で10・9度と、10度を上回ったほか、和歌山市で8・6度、高野山でも2・9度で、山間部を含めて氷点下のところはなく、各地で平年を3度から7度上回り、3月下旬から4月中旬並みの暖かさとなりました。
この陽気に誘われてか、和歌山市の紀の川河川敷では、立春の頃には見られなかった、つくしが顔を出しているのが見られました。
また、日本一の梅産地、みなべ町や田辺市では、梅の花が満開となり、一斉に咲いた花で、山々が白っぽく見える春景色となっています。今年は、新型コロナウイルスの影響で、観光梅林は実施されず、売店やイベントなどはありませんが、花を見ながら散策する観梅客の姿が多くなっています。