ジビエのレストランバス、古座川町で実証実験ツアー

2021年02月14日 17時42分

経済

古座川町などで、きのう(13日)から、キッチン付きの2階建てバスで、町内の観光地を巡り、ジビエ料理を味わえるツアーの実証実験を始めました。

バスは、1階にキッチン、2階に座席があり、2階の天井が開く「オープントップ」式ですが、初日は、あいにくの雨で開けることができず、予定していた車内での食事は中止されました。その代わりに、この日は、コース途中の高さおよそ100メートルの巨岩「一枚岩(いちまいいわ)」前のレストランに立ち寄り、シカやイノシシの肉を使ったステーキやハンバーグを味わいながら風景を楽しみました。一枚岩とともに国の天然記念物となっている穴だらけの「虫喰岩(むしくいいわ)」も訪れました。

町内から参加した68歳の女性は、「ジビエ料理を食べたのは初めてだったが、おいしかった。バスは、とても見晴らしが良かった」と満足げな様子でした。

実証実験は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、参加者を、県内の住民に限定し、1日の参加者数は、定員24人の半分の12人とし、今月(2月)23日まで実施されます。そして、参加者の意見を聞き、感染状況をみながら、2021年度以降の本格展開を目指すとしています。

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