【新型コロナ】和歌山県で新たに11人感染

2021年02月11日 18時56分

福祉・医療

和歌山県はきょう(11日)、県内で新たに小学生から90代の男女あわせて11人が、新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

県内の感染者数は、あわせて1129人となりました。

県によりますと、きのうからきょうにかけて165人がPCR検査を受け、和歌山市保健所と岩出保健所管内、田辺保健所管内の小学生から90代の男女あわせて11人が陽性でした。

このうち、看護師ら2人の感染が判明していた和歌山市の済生会和歌山病院では、入退院患者を含む80代と90代の男女5人が新たに感染し、県内27例目のクラスターと認定されました。済生会和歌山病院は、あす(12日)から一般外来も停止します。

また、すでにクラスターが発生した和歌浦中央病院では入院患者1人が、和歌山市の介護付有料老人ホーム第2あすか苑では職員1人が、新たに感染しました。

感染者数はなくなった16人を含め、1129人になりました。また、4人が退院し、きょう現在の入院患者は61人になりました。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、「感染が医療機関や高齢者施設に持ち込まれると基礎疾患のある人が多いので、広がりやすく重症化しやすい。関係者は感染しているかもしれないと思って対応して欲しい」と慎重な対応を呼びかけています。

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