和歌山県はきょう（５日）県内で新たに２０代から８０代までの男女７人が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。

このうちクラスターが発生した和歌浦中央病院では新たに病棟の５０代の女性看護師の感染が分かったほか、和歌山市内の高齢者入居施設では８０代の女性入所者１人と職員３人の感染がわかりました。

和歌浦中央病院でのクラスター感染は６人となりました。県は今回の看護師の感染は既に感染が確認されている患者からの感染とみています。

また高齢者入居施設での感染は、外部からの感染を疑っていて、入所者についてもさらに調べています。

県内の感染者数は亡くなった人１５人を含め１０９８人になりました。

また１０人が退院したため入院している人は８０人になりました。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、高齢者施設で感染が拡大すると基礎疾患を持つ高齢者がいるので重症化しやすいとして、感染防止に注意を呼びかけています。