【新型コロナ】JA共済連和歌山、県内全小中学校に非接触体温計寄贈
2021年02月03日 18時54分
全国共済農業協同組合連合会和歌山県本部・JA共済連和歌山はきょう(2/3)、県内の小中学校で役立ててもらおうと、非接触型の体温計を寄贈しました。
JA共済連和歌山は、次代を担う小中学生を対象に書道コンクールを1971年から、交通安全のポスターコンクールを1977年からそれぞれ実施してきましたが、今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で初めて中止となりました。これを受けて、児童・生徒の健康を見守り、新型コロナウイルスの感染を広げないようコンクールの対象となっている県内すべての小中学校に、非接触型の体温計390台を寄贈することにしたものです。
きょう午後、県庁南別館の教育長室を訪れたJA共済連和歌山運営委員会の次本圭吾(つぎもと・けいご)副会長は、「児童・生徒の健全育成に役立ててほしい」などと寄贈の趣旨を説明した上で、県教育委員会の宮崎泉(みやざき・いずみ)教育長に目録を手渡しました。
これに対し、宮崎教育長は、次本副会長に感謝状を贈り、「非接触の体温計を県内すべての小中学校に配布いただけるということで、本当にありがたく、各校とも待ち遠しいと思います。今後とも、子どもたちへの支援をよろしくお願いします」と感謝の言葉を述べました。
きょう県教育委員会に寄贈されたのは、県立中学校や特別支援学校の小中学部など、県が運営する小中学校に対するもので、残りの市町村立などの小中学校に対しては、今月5日にJA共済連和歌山から各市町村の教育委員会にそれぞれ郵送され、教育委員会を通じて、すべての小中学校に配備されます。