「わたくしの作文」文科大臣賞に岩出第二中学校1年辻内さん

2021年01月23日 19時56分

教育

和歌山放送が放送している「わたくしの作文」の今年度(令和2年度)の年間審査会がきょう(23日)、和歌山市の和歌山放送本社で開かれ、最優秀作品の文部科学大臣賞に、岩出市立岩出第二中学校1年、辻内琥月(つじうち・くうが)さんの作文「歴史文化と自然の根来」が選ばれました。

「わたくしの作文」は、和歌山放送が国語教育の振興のため、1968年(昭和43年)から県内の小中学生の作文を放送しているもので、今年度は、およそ5千6百点を越える作文が寄せられました。

年間審査会は、きょう(23日)午後1時から、県内の小中学校の教諭や、学識経験者など関係者らが出席して、和歌山放送の会議室で行われました。

審査の結果、最優秀作品の文部科学大臣賞には、岩出市立岩出第二中学校1年、辻内琥月(つじうち・くうが)さんの作文「歴史文化と自然の根来」が選ばれました。

この作文は「根来の子守歌」から始まり、「根来鉄砲隊」や、初詣で訪れた「根来寺(ねごろじ)」で触れた伝統建築や仏像の魅力をはじめ、地元に受け継がれた多くの歴史文化や自然を大切にしたいという思いが書かれています。

審査会では「根来の子守歌から始まる、心がひきこまれる書き出しや、初詣での情景が目に浮かぶような描写、地元の自然や歴史を愛する思いが伝わる」と高く評価されました。
このほか、和歌山県知事賞や県教育委員会賞、和歌山放送賞、さらに和歌山県農業協同組合連合会賞や、わかやま市民生活協同組合賞などあわせて28作品の受賞が決まりました。

「わたくしの作文」は、和歌山放送ラジオで月曜日から金曜日の毎日午後0時40分から放送されています。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55