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和歌山大学附属小学校でオンラインによる研究発表会 開催(写真付)

2021年01月23日 19時55分

教育

和歌山市の和歌山大学教育学部附属小学校できょう(23日)、学校と世界各地の小学校で教鞭をとっている教員らをオンラインで結んだ「冬の教育研究発表会」が開かれました。

教育研究発表会は、授業の進め方や教材などの研究成果を発表して、より良い授業を行うための参考にしてもらおうと和歌山大学附属小学校が毎年開いています。

例年は、参加した教員らに授業を公開した後、それぞれのテーマに分かれて意見交換などを行ってきましたが、今回は、去年開催された「秋の教育研究発表会」と同じように、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、学校に設けられた会場と参加者をオンラインで結んで実施されました。

きょうは、事前にオンラインで公開された5人の教諭による授業を観た参加者が、5つのテーマに分かれた協議会にオンラインでアクセスし、授業を行った教諭や助言者を務める和歌山大学の教員らと意見交換を行いました。

参加者とオンラインで対談する(左から)岩野清美准教授(和歌山大学)・中山和幸教諭

5年生の社会を担当した、研究主任の中山和幸(なかやま・かずゆき)教諭は、「オンラインでも対面の時と変わらず、色々な先生方からアドバイスをいただき、今後の学習のフォローを考えるきっかけになりました」と話しました。

また、事前配信した研究授業について中山教諭は「公開授業を参観する人は、一人ひとりの子どもたちを見て回るので、その視点をカメラで再現できるよう、カメラ担当の先生には教室内を動きながら児童の様子を撮影してもらうようにしました」と振り返りました。

教育研究発表会のあと、午後からは「第13回ICT活用授業研究会」も開かれました。どちらもオンラインによる開催ということもあって、国内各地の教員はもちろん、アメリカやイギリスなどの日本人学校の教員や将来教員を目指す大学生など、午前と午後の部をあわせて、のべ800人が参加しました。

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