【新型コロナ】紀南のドライブイン3か所が当面休業など

2021年01月17日 14時47分

経済

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、新宮市の「瀞峡(どろきょう)めぐりの里 熊野川」と那智勝浦町の「那智山(なちさん)観光センター」、それに、串本町の「潮岬(しおのみさき)観光タワー」の3か所のドライブイン施設が、今月(1月)15日から臨時休業しています。

運営する熊野観光開発では、休業期間について、当面の間としています。

「瀞峡めぐりの里・熊野川」は、瀞峡観光の拠点で、ウォータージェット船の発着場でもありましたが、紀伊半島大水害以降、河川への土砂の流入の増加などで航路維持が困難として、今年(2021年)元日から、ジェット船事業が休止されています。

「那智山観光センター」は、いずれも世界遺産の熊野那智大社の参道や熊野古道・大門坂(だいもんざか)にも近い観光拠点で、那智の滝前の売店も併せて臨時休業となりました。

「潮岬観光タワー」は、本州最南端に立つ展望施設やレストランなどがある観光拠点です。

熊野観光開発では、運営する串本町の道の駅「くしもと橋杭岩」の付帯施設については、営業時間を午前9時から午後5時までとするとしています。

一方、田辺市中辺路町のドライブイン「古道歩きの里 ちかつゆ」は、今月4日を以て閉店となりました。熊野観光開発によりますと、近年の利用者の減少に、新型コロナウイルス感染拡大の影響が重なり、閉店となったとしています。

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