きょうは「宵宵戎」・東の宮恵美須神社で十日戎はじまる

2021年01月08日 19時15分

歴史・文化社会経済

和歌山市吉田の「東の宮恵美寿(ひがしのみやえびす)神社」では、きょう(8日)から十日戎が始まりました。

福娘から授与品(縁起物)を受け取る様子

例年、十日戎は1月9日から3日間開催されますが、新型コロナウイルス感染予防対策として、今年は十日戎の期間を12日までの5日間とし、きょうは「宵宵戎(よいよいえびす)」としています。

朝から雪が降るなか、参拝客が訪れ、拝殿で商売繁盛や家内安全などを祈り、鯛や小判などがついた福笹や熊手などの縁起物を購入していました。

和歌山市内から毎年参拝しているという女性は、「自営業なので、この1年無事に終わりますようにと願いました。家族が健康で過ごすことのできる1年にしたい」と話していました。和歌山市内で同じ職場で働いているという女性二人組は、「とにかくコロナが収まってほしい」と話していました。

新型コロナウイルス感染予防対策として、密を避けるため境内は一方通行(東の宮恵美須神社)

毎年、「宵戎」「本戎」「残り戎」の3日間でおよそ8万人の参拝客が訪れる東の宮恵美須神社では、新型コロナウイルス感染予防対策として、「悪斬の舞」や「お神楽」、「福引」などの行事は中止とし、境内を一方通行とするほか、マスクの着用や分散参拝への協力を呼び掛けています。

混雑を避けるため、今年はおみくじが中止に。(東の宮恵美須神社)

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