万博関連の情報<発信:和歌山県>

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12月の企業倒産状況

2021年01月07日 18時47分

経済

民間の信用調査機関・東京商工リサーチ和歌山支店によりますと、先月(2020年12月)和歌山県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は7件、負債総額は1億1000万円となりました。

地域別では、田辺市で2件となったほか、和歌山市、新宮市(しんぐうし)、伊都郡(いとぐん)、有田郡(ありだぐん)、東牟婁郡(ひがしむろぐん)でそれぞれ1件となりました。

業種別ではサービス業と小売業、情報通信業、それに農林漁業・鉱業の4つの産業におよび、原因は、販売不振が6件のほかは偶発的な原因が1件でした。倒産件数は、過去10年間で3番目に少なく、負債総額は過去10年間で2番目に少なくなりました。

東京商工リサーチ和歌山支店は今後の見通しについて「新型コロナウイルスの感染が急激に拡大し、先月、政府がGoto事業を停止したため、景気回復の遅れが懸念される状況だ。資金繰り支援策で延命しても資金調達や返済原資の確保が難しい企業も多く、小規模零細事業者を中心に事業の再開がままならず、倒産や廃業に追い込まれるケースが増えることが危惧される」としています。

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