【新型コロナ】新たに13人感染 県内感染629人に

2021年01月01日 17時32分

福祉・医療

和歌山県はきょう(1/1)、10代の小学生から60代までの男女あわせて13人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。県内の累計の感染者数は、死亡した7人を含めて629人となりました。

新たに感染がわかった13人のうち、和歌山市に住む40代のパート職員の女性と10代の小学生の女の子は、きのう感染が発表された40代の男性会社員の同居家族で、濃厚接触者として受けたPCR検査で陽性が判明しました。2人は、ともに先月29日頃から咳などの症状があったということです。

和歌山市に住む10代の無職の女性と、20代の男性会社員の2人は、きのう感染が発表された和歌山市に住む10代の無職の女性の友人で、濃厚接触者としてのPCR検査で陽性と判明するまでの間に、発熱や全身の倦怠感、のどの痛みなどの症状が出ていました。

また、最初に感染が判明した女性を含む3人は、先月26日に和歌山市の飲食店で会食していたことから、保健所は、この飲食店の従業員にPCR検査を行いました。その結果、この飲食店でパート職員として働いていた岩出保健所管内の30代の女性が新型コロナウイルスに感染していることがわかりましたが、このほかの従業員2人は、PCR検査の結果、陰性でした。女性に、発熱などの症状は出ていません。

このほか、大阪府在住で、先月29日から和歌山市の実家へ帰省していた40代の男性会社員は、翌日の先月30日から発熱や咳などの症状が出て、きのう医療機関を受診し、感染が判明しました。この男性は、大阪府内の飲食店で、先月20日に、同僚ら4人で会食していました。

和歌山市在住で、大阪府内の会社に勤務する40代の男性会社員は、先月27日から全身の倦怠感などがあり、きのう味覚や嗅覚に異常が出たため、医療機関を受診し、陽性が判明しました。この男性は、同じ職場で感染者が出ていたものの、ほとんど接触がないとして、濃厚接触者と判断されず、PCR検査を受けていなかったということです。

岩出保健所管内在住で、先月26日から発熱や咳などの症状が続いたため、医療機関を受診し感染が判明した40代の無職の男性は、先月22日に1人で大阪市へ出かけ、飲食店で食事をとっていました。

一方、和歌山市に住む20代の男性会社員と30代の無職の女性については、いずれも県外へ出かけた経緯がありませんでした。

また、和歌山市内で勤務する国土交通省近畿地方整備局の60代の男性職員と、和歌山市在住で、市内の医療機関で働く40代の作業療法士の男性もそれぞれ感染が判明しています。

きょう感染が発表された13人は、いずれも入院していて、症状の出ていない1人を除いて全員、症状は安定しているということです。

和歌山県の累計の感染者数は、死亡した7人を含めて629人となり、きょうまでに4人が退院したため、現在入院しているのは、42人となっています。

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