年賀状配達スタート 和歌山中央郵便局で配達出発式

2021年01月01日 13時50分

社会経済

年賀状配達の出発式が、元日のきょう(1/1)、和歌山市の和歌山中央郵便局で行われ、赤いバイクの配達員が、郵便局をあとにしました。

きょう午前7時半から開かれた出発式では、新型コロナウイルスの感染防止で、いわゆる3密対策のため、人数を減らし、例年の半分以下となった16人の配達員を前に、石橋守(いしばし・まもる)局長が、「今年は、遠出や帰省を控える中、楽しみに待たれている方が多いと思います。1通でも多く元旦に、との思いで、年末まで皆で頑張って作業してきました。出発にあたっては、次の3つをお願いします」と述べ、焦らず安全運転で無事に帰局することや宛先や名前をしっかり確認して配達すること、思いを込めて笑顔を添えて配達することを徹底しました。

挨拶する石橋局長

また、来賓として出席した和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が挨拶し、「去年は、コロナ禍で、あらためて人と人とのふれあいの大切さを実感しました。年賀状は、年に一度、人と人との心がふれあう大切な機会。交通事故に気を付けて、思いのこもった1枚を配達してください」と呼びかけました。

来賓として挨拶する尾花市長

このあと、出席者が拍手をおくる中、号令を合図に16台の配達用バイクが出発していきました。

日本郵便近畿支社によりますと、元日のきょう、和歌山県内で配達される年賀状は、1017万通で、去年(2020年)をおよそ1割下回っています。

2021年のお年玉付き年賀はがきの当選番号の抽選は、今月(1月)17日(日)に行われます。

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