ふるさとへの帰省、今年はラッシュなく
2020年12月30日 18時08分
年末をふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュは、毎年、和歌山県内の高速道路でもみられますが、今年の年末は、県内の高速道路で1キロ以上の渋滞が発生した箇所は一つもなく、静かな年の暮れを迎えています。
日本道路交通情報センターによりますと、例年、仕事納めの28日以降、帰省ラッシュが始まり最大20キロ以上の渋滞が発生しますが、今年は、これまで1キロ以上の渋滞が発生した県内の高速道路や有料道路はないということです。
また、電車の利用も少なく、JR西日本和歌山支社によりますと、今年の年末に紀南地方へ向かう特急くろしおの自由席の乗車率は、きのうの80%が最大となっています。
新型コロナウイルスの感染拡大で帰省を控える動きが影響しているものとみられます。
和歌山港と徳島港を結ぶ南海フェリーも、例年の年末より利用が少なく、GO TO トラベルの停止でキャンセルも相次いだということです。