那智の滝で正月準備、大しめ縄張り替え

2020年12月27日 15時56分

社会

那智勝浦町の世界遺産、熊野那智大社で、正月を前に、きょう(27日)、ご神体の「那智の滝」に架かる大しめ縄が張り替えられました。

高さが133メートルある滝の上で、白装束に烏帽子姿の神職ら5人が、命綱を着けて作業にあたり、滝の落ち口まで、長さおよそ26メートル、重さ4キロほどの新しい大しめ縄を運び、流れる水に足を取られないよう慎重に取り付けました。

男成洋三(おとこなり・ようぞう)宮司は67歳は、「張り替えで、正月を迎える気持ちが新たになった。新年は、コロナの一日も早い終息を願っている」と話しました。那智の滝は、大みそか(31日)から元日の朝にかけてライトアップされ、初詣客を迎えます。

熊野那智大社では、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、拝殿前にポールを置いて列を規制し、参拝客が距離を取れるようにするなど対策をとることにしています。

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