【新型コロナ】県内で新たに警察官を含む5人の感染を確認
2020年12月22日 19時35分
和歌山県はきょう(22日)県内で10代から30代までの男性5人が新たに新型コロナに感染したと発表しました。このうちの一人は感染が確認された県外在住の人と和歌山東警察署で面談した30代の警察官で、保健所はこの警察官の同僚についてもPCR検査も行うことにしています。
県によりますと今月14日、この警察官と面談した県外在住者が新型コロナに感染したことがわかったため濃厚接触者として調べたところ警察官の感染が確認されました。保健所では同僚の一人についても検査をするほか、面談した部屋などの消毒をすることにしています。
このほか、和歌山市の10代の高校生は、今月19日に和歌山市内で県外の高校生らと試合を行ったあと、きのう(21日)発熱などの症状がでていました。
和歌山市では大阪の別居家族と寝食を共にした20代の会社員のほか、最近県外に外出していない無職の20代の男性の感染も確認されました。
一方、濃厚接触者として検査した岩出保健所管内に住む大阪府の医療機関に勤める20代の放射線技師の感染も確認されました。
感染が確認された大阪の医療機関の事務職員で和歌山市在住の60代の男性については大阪で検査をしていたため申し合わせにより大阪府での感染者としました。
この結果、県内の感染者数は、587人で入院患者はきょう現在(22日)6人が退院したため、31人になりました。
新たにPCR検査をした97人のうち感染が判明した人を除いてすべて陰性でした。